1913(大正2)年に建てられた旧北炭鹿ノ谷倶楽部は、敷地面積 約85,000平方メートル・延床面積 約1,600平方メートルの木造平屋、当時の技術の粋を集めた、北海道では珍しい本格的和風建築です。
1916(大正5)年には東側第一別館、1919(大正8)年には西側第二別館が増築され、それぞれ渡り廊下でつながれました。
内部は和室洋室が組み合わされ、その装飾や調度品は贅を尽くしたものでした。
山の斜面に連なる6畳2間ほどの「炭住」に坑内作業員が暮らす中、鹿の谷地区は北炭社員のための高級住宅街でした。その一角に立つ「旧北炭鹿ノ谷倶楽部」は当時のいわば迎賓館として、幹部社員や政治家など、さらに限られた人以外は、姿すら見ることができませんでした。
1954(昭和29)年、昭和天皇・皇后両陛下が国体に臨席された際にご宿泊されました。
1999(平成11)年には、NHK連続テレビ小説「すずらん」に三丸炭坑社長宅として登場しました。
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